アクションプランの書き方とテンプレート配信

こんにちは!探究.com編集部です。本日はプロジェクトを実際に運営していく際に必要となる「アクションプラン」の考え方、書き方について投稿していきたいと思います。

企画本体の大枠の構想はほぼほぼ設計できた、次は実際にどう動かしていくか?という設計の段階に入っておられる方はぜひご一読ください。

アクションプランを作成する

アクションプランとは?

企画をどのように実践していくのか?そのアクションプランを設計して可視化したものがアクションプランシートです。スケジュールもそうですが、マーケティングの醍醐味の一つがこのアクションプランです。

顧客の心理段階からどのようなアクションを起こせばよいのか?どんなツールが必要なのか?を可視化、共有できるように設計するのがアクションプランシートですね。

アクションプランの書き方

アクションプランの書き方にはいくつも種類がありますが、ここではカスタマージャーニーマップという手法をベースにした上図のテンプレートを掲載させていただきます。

これはターゲットの心理段階に応じた心の中の声や行動を書き出し、それに対応してどのようなコンテンツ(価値)をどのような方法で届けるのか、そして次のステップにどのように進めていくのかについて可視化したマップです。

ターゲットがどのようなポイントで離脱していくのか、次のステップに進めるのかを具体的に想像し、綿密で明確なアクションプランを作成していきます。このマップが作成できたら、出てきたアクションプランをスケジュールに落とし込んでいきます。

スケジュールに落とし込む

アクションプランテンプレート

アクションプランに日付を入れてスケジュールを作成していきます。スケジュールが作成できたら、各業務毎の日付や担当者を整理したガントチャートに落とし込んでいきます。(上図参考)

ガントチャートテンプレート

本記事でご紹介させていただきました「アクションプラン」を作成する際のたたき台として、エクセルデータのアクションプランのテンプレートを配信させていただきます。

アクションプランテンプレートイメージ

上記のデータをダウンロードしていただくことができます。本データではひとまず半年間の時間軸で作成しております。用途に応じて編集・ご活用ください。

テンプレート:ガントチャートテンプレート

ポイント

企画書は初めから完璧なものが書けることはありません。実践を重ねることでブラッシュアップさせ、このアクションプランがものづくりの設計書になるくらい確率を上げていくことが重要になります。

もちろん途中で目標値をクリアできないこともあります。そのリカバリープランもしっかり計画に落とし込んで設計ていると実践しているときに生かされる企画書となります。

おわりに

以上、アクションプランの書き方とテンプレート配信についてでした。実際にプロジェクトを企画・運営されている皆さまの参考になっていれば幸いです。本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

備考:今回ピックアップさせていただいたカスタマージャーニーマップを活用したアクションプランシートについては、著書「Webコンテンツマーケティング サイトを成功に導く現場の教科書」を参考にさせていただいております。

 企画書の基本構成と書き方

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