ビジネスフレームワークの活用力を高める!0213ワークショップ内容紹介|後編

こんにちは!ひらめき編集部の宮田です。今回は、2月13日に実施した「フレームワーク探究ワークショップ」の内容を紹介します。以前、内容の前半は下記の記事で公開していますので、まず前編をお読みいただいた後、当記事をお読みいただければと思います。

こんにちは!ひらめき編集部の宮田です。今回は、2月13日に開催させていただいたフレームワーク思考探究ワークショップの内容...
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自分でビジネスフレームワークを考案してみよう

ビジネスフレームワークはどのように生まれるか

ビジネスフレームワークの活用力を高める!0213ワークショップ内容紹介|後編

まずは、フレームワークがどのようにして生まれるのか?という点について考えてみましょう。フレームワークが生まれる背景には、それぞれに個別具体の経験がまず存在します。それらの経験の中から「成功要因/失敗要因」を抽出し、他の人でも活用できるよう汎用化してまとめたもの、それがフレームワークです。

ビジネスフレームワークの活用力を高める!0213ワークショップ内容紹介|後編

そうして先人たちがあらゆる経験、試行錯誤の中から抽出したフレームワークを、私たちは自分の置かれている「状況X」に適用して活用しているという訳です。

ビジネスフレームワークへの深い理解には「作成側」を経験してみること

ビジネスフレームワークの活用力を高める!0213ワークショップ内容紹介|後編

より深くフレームワークについて理解したいと考えるのであれば、ぜひこの左側を理解するということがポイントとなります。

何事も受信しているよりも発信側に回ることでこそ学べることがあります。フレームワークも同じで、学んで活用するだけではなく、実際に自分でフレームワークを考えてみることで、さらなる理解を深めていきましょう。

フレームワーク考案のステップ

さて、という訳で、実際に自分でオリジナルのフレームワークを考えることにトライしてみましょう。今回は、「課題(テーマ)の設定→経験のピックアップ→成功要因/失敗要因の探索→教訓の抽出→フレームワークとしてまとめる」というステップで進めていきたいと思います。

使用するワークシート

なお、ワークシートとしては下図の2枚を使用します。PDFデータをダウンロードできるようにしておきましたので、よければご活用ください。

ビジネスフレームワークの活用力を高める!0213ワークショップ内容紹介|後編

ビジネスフレームワークの活用力を高める!0213ワークショップ内容紹介|後編

テンプレートフレームワーク思考探究ワークシート

課題(テーマ)の設定

ビジネスフレームワークの活用力を高める!0213ワークショップ内容紹介|後編

まず、何をフレームワーク化するのか?という課題(テーマ)を設定します。自身が仕事で取り組んでいること、得意なこと、好きなことの中から一つの課題を設定してみてください。ここでは、実際に自分自身が経験したことのあるものを選定します。例えば、マーケティングをやったことがないのにマーケティングのフレームワークを作成することはできません。実際に自身が当事者として経験しているものを選定してください。

課題設定時に意識しておきたいこと

ビジネスフレームワークの活用力を高める!0213ワークショップ内容紹介|後編

フレームワーク化する課題の選定時には、その思考やアクションの「アウトプットの多様性」を意識してみてほしいと思います。というのは、与えられた問題に対する解が決まっているものはフレームワーク化する対象としては相性が良くありません。

例えば「請求書の作成方法」は、答えが決まっているため、そこまで思考を必要としません。一方で、「商品アイデアを考える」「授業の内容を考える」「コミュニケーションの改善策を考える」などのアクションは、答えが無数にあり、創造的な思考を行う必要があります。フレームワーク化と相性の良いのは後者、創造的な思考を必要とする活動です。

例えばこんなフレームワークを考えてみよう[お題]

  • 情報を整理するフレームワーク
  • 問題を発見するフレームワーク
  • 問題の原因を深掘りするフレームワーク
  • 取り組むべき問題を選定するフレームワーク
  • マーケティング施策を考えるフレームワーク
  • 経営戦略を考えるフレームワーク
  • 市場の選択について考えるフレームワーク
  • 競合企業を分析するフレームワーク
  • 顧客の行動を分析するフレームワーク
  • 世の中の動向を調査するフレームワーク
  • 自社の強みや弱みを分析フレームワーク
  • 自社の競争優位性を考えるフレームワーク
  • アイデアを発散させるためのフレームワーク
  • アイデアを評価するためのフレームワーク
  • 意思決定を支援するフレームワーク
  • 相互理解を促進するフレームワーク
  • 会議の構成を考えるフレームワーク
  • 商品アイデアを考えるフレームワーク
  • 自社の顧客属性を分析するフレームワーク
  • ターゲットの情報を深掘りするフレームワーク
  • 営業戦略を考えるフレームワーク
  • 物事の構成要素を分解して考えるフレームワーク
  • アイデアを拡張するフレームワーク
  • 物語に沿ってアイデア発想するフレームワーク
  • プレゼンテーションの構成を考えるフレームワーク
  • ビジネスモデルを考えるフレームワーク
  • 良質なコミュニケーションを考えるフレームワーク
  • 作業計画を考えるフレームワーク
  • 目標設定の質を高めるフレームワーク
  • 経験を振り返るフレームワーク
  • 業務の流れを可視化するフレームワーク
  • 役割分担を的確に行うためのフレームワーク
  • 業務の改善アイデアを考えるフレームワーク
  • 組織のビジョンを考えるフレームワーク
  • リーダーシップについて考えるフレームワーク
  • チーム編成を考えるフレームワーク
  • 経験のピックアップ

    ビジネスフレームワークの活用力を高める!0213ワークショップ内容紹介|後編

    課題が設定できたら、その課題に関連する自身の経験を振り返ります。経験を振り返ってみて、上手くいったこと、上手くいかなかったことを上図の部分に書き出します。ここでは、実際に自分が経験した成功と失敗について事実(ファクト)を書き出します。

    成功要因/失敗要因の探索

    ビジネスフレームワークの活用力を高める!0213ワークショップ内容紹介|後編

    過去の経験の中で上手くいったこと、上手くいかなかったことを書き出せたら、次にそれらはなぜ上手くいったのか(成功要因)、なぜ上手くいかなかったのか(失敗要因)を考えます。

    教訓の抽出

    ビジネスフレームワークの活用力を高める!0213ワークショップ内容紹介|後編

    経験の振り返りから得られた成功要因・失敗要因を元に、そこから何が言えるか?を考えていきます。過去の経験から教訓として得られたこと、次回取り組む場合にもっと良くするにはどうすれば良いか、自分以外のメンバーが取り組むとしても、効果的に思考するにはどうすれば良いかといった観点で情報を整理していきます。

    フレームワークとしてまとめる

    ビジネスフレームワークの活用力を高める!0213ワークショップ内容紹介|後編

    1枚目のワークシートに書き出して整理した情報を元に、フレームワークとしてまとめます。この時、フレームワークの名称、Why(目的)、What(概要)、How(活用方法/手順)を意識して情報を設計してみてください。なお、どのようにフレームワークとしてまとめあげれば良いか迷う場合、既存のフレームワークの構図も参考にしてみてください。

    こんにちは!ひらめき編集部の宮田です。今回はビジネスフレームワークへの理解を深めるために重要な、代表的な構図につ...

    筆者の宮田もフレームワークを考えてみました

    ビジネスフレームワークの活用力を高める!0213ワークショップ内容紹介|後編

    さて、ここまでフレームワークを考えるワークショップの内容を部分的にピックアップしてきました。実際に、当記事の筆者の宮田も自分なりにフレームワークを考えてみました。

    ワークショップを行う際の内容を考えるフレームワークを、上図のように抽象と具体を「Why⇆What⇆How」軸、さらに横軸に時間軸を取ることで、必要な情報の流れを可視化するものです。6つの主要ステップに分けることで、ワークショップの内容を構成しやすくします。

    考案したフレームワークは現場で活用しながら改善していく

    ビジネスフレームワークの活用力を高める!0213ワークショップ内容紹介|後編

    自分なりにフレームワークを考案できたとすると、それは、「上手く考えるための暫定的な仮説」です。考案したフレームワークを活用して実際にアクションを行い、現場でさらなる経験を蓄積し、ブラッシュアップしていく必要があります。

    現場での経験を振り返って要点を抽出する、抽出した要点を汎用化することでフレームワークを生み出す、フレームワークを活用してさらなる経験を蓄積していく。こうしたサイクルを回すことで、自身の思考力と実践力を高めていくことが重要です。

    フレームワークは活用してみて終わりではなく、フレームワークを考えてみることで終わりでもなく、実践と改善を繰り返すことによってこそ、その真価を発揮します。ぜひサイクルを回すという意識で活用してみてください。

    おわりに

    以上、ビジネスフレームワークの活用力を高める!0213ワークショップ内容紹介|後編についてでした。まずは難しく考えすぎず、一つのフレームワークを考えて結論を出してみてください。

    身近な例で言えば「衣食住」「守破離」など、要点を3つにまとめるレベルでも良いでしょう。重要なことは、成功要因と失敗要因を常に振り返り続け、得られた学びを自分なりに結晶化するということです。その結晶化の一つの形態として、フレームワーク化するというのは有効であると考えています。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

    ビジネスフレームワーク図鑑好評発売中

    今回の記事ではオリジナルのフレームワークを考えるというテーマに触れてきました。世の中に存在する既存のフレームワークについて、厳選した70種のフレームワークの活用法を紹介した書籍「ビジネスフレームワーク図鑑」好評発売中です。よければこちらも合わせてチェックしてみてください。

    こんにちは!ひらめき編集部です。2018年8月、ひらめき編集部から書籍『ビジネスフレームワーク図鑑』を出版させて...
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