ABC理論とは?問題が解決できない時は「思い込み」に囚われていないかを考える【思考法】

問題が解決できない時には「思い込み」に囚われていないかを考えてみる【思考法】

こんにちは!ひらめき編集部の宮田です。問題を解決しようとするも、中々上手く進まないという時、そもそも出来事に対する捉え方が間違っていることがあるかもしれません。

同じ出来事一つでも、その捉え方によって結論が変わります。そのため、起きた出来事をどう捉えるか?は重要な論点です。今回は、そんな出来事と結果の関係に関する「ABC理論」について投稿しています。

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ABC理論を問題解決の中で活用する

ABC理論とは?

ABC理論は、出来事と結果の間に「信念・思考」による解釈が存在し、その信念によって結果が左右されるという理論です。

問題が解決できない時には「思い込み」に囚われていないかを考えてみる【思考法】

アルバート・エリスによって提唱された理論で、下記3つの要素を総称してABC理論と呼ばれます。

Active event 出来事
Belief 信念
Consequence 結果

同じ出来事に遭遇しても、人によって結果が違うことがありますが、その背景には無意識の思考の違いがあるという訳です。この出来事と結果の間にある思考を意識的に活用することが、問題解決を促進することに繋がります。

信念や思考が思い込みとなって結果を左右することがある

まず、日々の業務の中で様々な出来事に出会います。例えば「上司から企画書の内容に対して指摘を受ける」「お客様からクレームが入る」など。そして、出来事に対して信念に沿って思考が行われます。

この(無意識的な)思考は、人によって、時と場合によって異なってくるというのが今回のポイントです。

問題が解決できない時には「思い込み」に囚われていないかを考えてみる【思考法】

例えば「上司から否定された」と捉える人もいれば、「自分とは異なる観点からより良くしようと考えてくれている」などと考えることができます。

思考(それに伴う解釈の仕方)が違うと、結果が変わってきます。

出来事→信念(思考)→結果の例
Aさん:上司から企画書の内容に対して指摘を受ける→上司から否定されたと考える→落ち込む
Bさん:上司から企画書の内容に対して指摘を受ける→自分とは異なる観点からより良くしようと考えてくれている→改善の余地があると希望を持つ
出来事→信念(思考)→結果の例
Aさん:お客様からクレームが入る→クレームが入るなんてあってはならない悪である→クレームの原因に憤りを感じる
Bさん:お客様からクレームが入る→クレームは改善要素を持った最高のフィードバックである→反省しつつも感謝して改善策を模索する

上記の上司からの指摘の例で言えば、落ち込むよりも、改善案を提案しようとする後者の方が生産的な結果に至っていますよね。このように、結果は、出来事そのものから自動的に導き出されるのではなく、その間にある信念・思考によって導かれています。

問題が上手く解決できないときは解釈を見直してみる

信念・思考によって結果が変わるということは、その「信念・思考」を意識的にコントロールできるように鍛えることが、より問題解決の力を高めることに繋がります。

問題が解決できない時には「思い込み」に囚われていないかを考えてみる【思考法】

日々の業務の中で出会う出来事に対して、自分がどのような思考を行い、どんな結果を導いているかをチェックしてみましょう。そして、出来事に対する捉え方に改善できると感じる点があれば、新しい捉え方ができないかを模索してみます。

そのためにまず自身の信念や思考、解釈を文字にして客観視してみる

出来事と結果の間にある思考を把握して改善する、言葉では一見簡単に思えますが、その思考を把握することは中々に難しいものです。なぜなら、多くの場合その思考は無意識に行われるからです。

なので、まずABC理論を活用する第一歩として、「言葉にして書き出す」ことをオススメします。自身の経験する出来事と結果、その間に感じたことや考えたこと、自身の解釈のあり方について紙に書いて自分の中から外に出し、客観視するトレーニングを行います。紙が難しければパソコンのノート機能でも構いません。頭の中でグルグルと考えるだけでなく、「文字にして客観視する」点を意識してみてください。

おわりに

以上、問題が解決できない時には「思い込み」に囚われていないかを考えてみる【思考法】についてでした。問題が中々解決できない時、出来事に対する解釈の仕方が間違っているというのは、日々の業務の中でありがちなことではないでしょうか。どうも上手くいかないと感じたときは、自身の信念や出来事に対する捉え方を一度チェックしてみてください。

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