論理的に情報を整理・分析する際に押さえておきたい「分解」の考え方【思考法】

論理的に情報を整理・分析する際に押さえておきたい「分解」の考え方【思考法】

こんにちは!ひらめき編集部の宮田です。「困難は分割せよ(デカルト)」というセリフを聞いたことのある方も多いかと思います。問題解決や企画立案の場面において、まさにこの「分解」の概念を使いこなせるかどうかはとても重要です。

そこで今回は、物事を「分解」して考えるという内容について投稿してみたいと思います。問題解決の思考力、情報収集・整理力の向上を考えている方はぜひチェックしてみてください。

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物事を分解して考える

自社(あるいは自分)が抱えている問題は何か?を考える時、全体の中でどの部分について考えるのかという論点の設定は非常に重要です。そして、漠然とした論点の中から、具体的に考えアクションを起こすことのできる「適切なサイズの部分的な論点」を導き出す必要があります。

例えば「売り上げを上げるにはどうすればいいか?」という問題では、あまりにも漠然としており、考え方や考えるべきポイントが無限に存在し、有効な解決策を見つけるのが困難です。そこで、「売り上げ」を「顧客数」「顧客単価」に分解することで、考えやすく論点(問題)を小分けにしていくイメージです。

今回はその分解の仕方を「足し算の分解」と「掛け算の分解」という大きく2つのパターンに分けて紹介します。

足し算の分解

全体を把握した上で、それらを目的とする特性に基づいた切り口で分類する「足し算の分解」があります。例えば「売り上げ」を「事業単位」という切り口で「事業Aの売り上げ」「事業Bの売り上げ」「事業Cの売り上げ」のように分けて考えるイメージです(※ここでは事業A~Cはそれぞれ完全に独立しており互いに関与のない事業を扱っているとします)。

論理的に情報を整理・分析する際に押さえておきたい「分解」の考え方【思考法】

足し算の分解は、その分類した概念の抽象度が等しく、全てを足し算するともとに戻る必要があります。例えば上図の例で言えば、3つの事業の合計が会社全体の売り上げになっているのが正しい状況です。

MECEをチェックする

足し算の分解を考える際に重要になるのが「MECE(もれなくダブりなく)」を満たしているかどうかのチェックです。抜け漏れや重複がある分け方の状態では、分類が曖昧になり、情報の一つ一つをどの分類の中に入れれば良いかが分からなくなるためです。

MECEの考え方については、下記の記事でも紹介しているので合わせてチェックしてみてください。

こんにちは!ひらめき編集部の宮田です。本サイトでも配信している多数のフレームワーク。今回はそれらのフレームワーク...

掛け算の分解(因数分解)

次に掛け算の分解。これは、対象となる物事を構成する因数に分解する方法です。具体例としては、「売り上げ」を「顧客数」「顧客単価」という2つの因数に分解し、「売り上げ=顧客数×顧客単価」とすることです。また、「顧客単価」をさらに「商品単価×1人あたりの購入数」に因数分解することも可能です。

こうして、思考の対象を適切なレベルのサイズに分解していくことで一つ一つの問題の解決策を考えていきます。(下図は何度か分解を繰り返した例)

論理的に情報を整理・分析する際に押さえておきたい「分解」の考え方【思考法】

分解した要素それぞれについて、問題があるかどうか、その問題をどう解決していくかについて頭を使います。漠然とした問題にぶつかった時は、その問題はどう小分けにして分類することができるか、問題はどのような因数によって構成されているかをチェックしてみてください。

おわりに

以上、論理的に情報を整理・分析する際に押さえておきたい「分解」の考え方【思考法】についてでした。学生の頃に学ぶ加減乗除の考え方は、問題解決やビジネスの現場においても欠かせない思考法です。抜けていたなと感じた方はぜひ自身の思考を振り返ってみてください。

それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

参考文献&おすすめ書籍

ビジネスフレームワークを活用しよう

さて、今回は思考の対象を分解して考えるというテーマの記事でした。先人たちが「どう分解して考えると適切な成果を得ることができるか」を汎用化して整理したものとして、ビジネスフレームワークが存在します。目的に応じた分解の方法を考えるため、フレームワークについてもチェックしてみてください。

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