ロジカルシンキングの基本として知っておきたい演繹法と帰納法【思考法】

ロジカルシンキングの基本として知っておきたい演繹法と帰納法【思考法】

こんにちは!アンドの宮田です。本日はロジカルシンキングについて考える上で欠かせない「演繹法」と「帰納法」についての投稿です。

企画立案や提案、プレゼンテーション、文章作成、日頃のコミュニケーションなど、論理的に情報を整理して伝えたいと考えている方はぜひチェックしてみてください。

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演繹法と帰納法について

思考法やプレゼンテーションの話をしていると必ずと言って良いほど登場する「演繹法」と「帰納法」、これは元々「推論」を行うための方法です。推論とは、既知の事柄から、未知の事柄を明らかにしていこうとすることを意味します。問題解決に取り組む上で、課題の解決策を論理的に考えてアクションを起こしていくために必要不可欠な能力の一つですね。

演繹法とは?

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演繹法とは、一般的に正しいとされていることから、主張したい結論の正しさを推論する思考法です。「●●だから▲▲」といった一本の線のように、数珠つなぎで論理を構築していく論理展開の考え方です。

演繹法の代表的な手法として、「大前提」「小前提」「結論」の3つの要素で構成される「三段論法」があります。有名な例として、「人間はいつか死ぬ(大前提)」、「ソクラテスは人間である(小前提)」、「よってソクラテスはいつか死ぬ(結論)」といった論理展開があります。

演繹法を用いた論理展開の例

ロジカルシンキングの基本として知っておきたい演繹法と帰納法【思考法】

ビジネスシーンにおいた例として、例えば自社でブログを運営しているとします。「検索エンジンが記事の内容の独自性を重視すると公式文章を発表した(大前提)」、「自社は検索流入による問い合わせを目的としてブログを運営している(小前提)」とすると、「まとめ記事だけでなく、自社オリジナルの情報を配信していく必要がある(結論)」と論理を展開することができます。

演繹法を用いた論理展開の注意点

演繹法を用いる場合、「大前提」として扱う情報が正しいかどうか、「小前提」との関係に矛盾がないかをチェックしておくことが重要です。そもそもの大前提が誤った情報だと、論理全体が一気に崩壊するからです。例えば「検索エンジンが記事の内容の独自性を重視するようになっている」という大前提が正しい情報なのか(あるいはどのような条件下で正しいのか)を正確に掴んでおく必要があります。

帰納法とは?

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帰納法とは、複数の具体的な観察事象の中から共通性を抽出し、結論(一般論)を引き出そうとする思考法です。演繹法が正しい情報を起点に線状の論理を構築するのに対し、帰納法は具体的な個別の情報の群から、一般論や原理、法則を導き出します。演繹法では大前提に基づいて自動的に結論が導き出されるのに対し、帰納法では個別の事象の中から共通性を見つけ出す必要があるため、より想像力を求められる思考法です。

帰納法を用いた論理展開の例

ロジカルシンキングの基本として知っておきたい演繹法と帰納法【思考法】

上述の演繹法の例と同じく、自社でブログを運営しているとします。競合のブログを調査した結果として、「旅行ジャンルで独自性の高いブログAが順位を上げている」「恋愛ジャンルで独自性の高いブログBが順位を上げている」「転職ジャンルで独自性の高いブログCが順位を上げている」という結果が得られ、そこから「独自性を持ったブログが検索順位を上げている」という結論(一般論)を導き出す、こうした考え方が帰納法です。

帰納法を用いた論理展開の注意点

帰納法は決まり切った事実から導き出すよりも、創造性に富んだ結論を導き出せる可能性を持っています。ただし、帰納法は個別の事象の共通点を見いだすことによって「おそらくこうであろう」という推測をしているに過ぎないため、絶対性があるわけではありません。

上記の例で言えば、「独自性を持ったブログが検索順位を上げている」という結論はあくまでも(確実性の高いと思われる)予想にすぎません。帰納法を用いて論理を構築する場合には、その点に注意しておく必要があります。

おわりに:演繹法と帰納法の両方を使いこなせることが重要

以上、ロジカルシンキングの基本として知っておきたい演繹法と帰納法【思考法】についてでした。演繹法と帰納法の概要を紹介してきましたが、これらは優劣がある訳ではなく、どちらか片方だけを使いこなせれば良いという訳ではありません。一般に、アイデアの正しさを論ずる時に演繹法、調査や分析結果から得られる考察を論ずる時に帰納法が相性が良いとされています。

演繹法と帰納法、両方を使いこなせるようトレーニングしていきましょう。ひらめき編集部でも、ビジネスシーンで活きる論理的な思考法についての記事を増やしていきたいと思っております。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

参考文献

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