Why型思考を用いて問題解決において重要な「問題設定」のチカラを高める【思考法】

Why型思考を用いて問題解決において重要な「問題設定」のチカラを高める【思考法】

こんにちは!ひらめき編集部の宮田です。目の前に与えられた課題を解くだけでなく、そもそもの問題設定や課題設定の正しさを疑い、より本質的な問題解決に取り組むことの必要性が高まる今。解決策(How)を正しく実行する能力に加え、上位目的(Why)を考える力が求められます。

今回は、その「上位目的」を考えるにあたり重要な「Why型思考」についての投稿です。問題解決の思考法について考えたいという方はぜひチェックしてみてください。

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問題解決の現場で求められるWhy型思考

Why型思考とはどのような思考法か?

Why型思考とは、対象となる物事(What)に対して「Why」を考える思考法です。例えば自分の担当する仕事があった時、その「目的」「理由」「背景」「前提」などを考えます。目の前にある仕事をただこなすだけでなく、「何のためにこの仕事をするのか?(Why)」を一度考えることによって、より効果的な問題設定、より最適な解決策の立案に結びつけます。

なぜWhy型思考が必要か?

なぜ、「なぜ(Why)」が重要なのか。仕事にはそれぞれ「その仕事が存在する目的」があり、その目的を達成することが本来のゴールとなります。

しかし、ついつい目の前の「作業」をこなすことが目的化してしまい、本来の目的を達成できない状態に陥ってしまうという問題があります。通常、課題が与えられた時、その課題をどう解決するか?という「How」に思考が向くため、意識しなければ上位目的を考える機会はなかなか生まれません。そんな時に、「なぜ(Why)」を問いなおすことによって、本来向き合うべき目的を明確にすることができます。

どのようにWhy型思考を実践するか(例題を交えて)

与えられた課題の上位目的を考える

さて、実際にWhy型思考のイメージを掴むため、例題を交えて考えてみます。例えば目の前に「顧客データの入力・整理」という仕事(What)があるとしましょう。

そもそも何のために課題に取り組むのか?

あなたはこの「顧客データの入力・整理」という仕事が与えられたなら、どのように取り組むでしょうか。ぜひ少し頭の中で思い浮かべてみてください。

もちろん、愚直にその仕事を淡々とこなすのも一つの手ではあります。ただ、単なる「作業」として取り組むだけでなく、「自社の購買状況を分析して営業戦略の提案ネタを探す」「自社の売筋商品をランキング化して新しい商品アイデアを提案する」といった上位目的を持って取り組むことができれば、より多くのことを同じ作業の中から得ることができるでしょう。

上記の例のように、仕事(What)に取り組むにあたり、目的(Why)を考え、より意義のある目的を再設定して実行していく思考、これがWhy型思考です。

What・Why・Howを考える

今回触れている、仕事(What)に対してより上位の目的を考える「Why型思考」、実行方法を考える「How型思考」。それらの関係を図示してみると下図のようになります。

Why型思考を用いて問題解決において重要な「問題設定」のチカラを高める【思考法】

WhyとHowこれらは何かを実行する際に双方大切であり、優劣があるものではありません。ただ、繰り返しになりますが、Howに目が奪われ始めると「Why」が見えなくなるということを意識しておくことが重要です。仕事をするにあたり、自分に対して、チームに対して、常にこのWhyとHowの視点を持って取り組んでみて欲しいと思います。

補足:Why?という問いかけの前提には相手へのリスペクトが必要不可欠

今回の記事では、「Why?」という問いかけの重要性を紹介してきました。実際に日々の業務の中で「Why」を積極的に用いてみてほしいと思いますが、その際に一点注意しておくべきポイントがあります。それは、相手へのリスペクトを持つ・忘れないということです。

「Why?」「なぜですか?」という問いや質問は、相手への負荷も高くなるため、リスペクトを失ってしまうと攻撃になってしまうこともあり得るからです。例えば、「なぜこの仕事をするのか?」というのも、聞き方、問いかけ方を間違えると衝突の発端となりかねません。前提として相手へのリスペクトを持ち、建設的により良い状態を目指しているという姿勢をきちんと伝えることが重要です。

おわりに

以上、Why型思考を用いて問題設定のチカラを高める【思考法】についてでした。様々なテクノロジーの発展によって「作業」的な業務は人間ではなく、機械に任せられるようになってきました。我々人間にこそできる「仕事」は何なのか?そんな問いを持ち、日々の問題解決、業務に取り組みたいですね。それでは、本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

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