複雑な情報の構造をシンプルに捉えて考える図解思考【思考法】

複雑な情報の構造をシンプルに捉えて考える図解思考【思考法】

こんにちは!ひらめき編集部の宮田です。今回は問題解決や企画立案、アイデア発想の場面で活きる「図解思考」についての投稿です。

思考を行う上で複雑な情報をシンプルに捉えるのは必要不可欠なポイントとなります。そして、物事をシンプルに捉える上で活きるのが図解思考です。

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図解を用いて思考を展開する図解思考

図解思考とは?

図解思考とは、図の作成を通して複雑な情報の関係性をシンプルに捉える思考法です。

図解の主な目的は物事の「抽象化」と「パターン化」にあります。抽象化により、複雑な物事の全体像や要点を理解・表現することができます。パターン化によって、類似の問題の事例から、解決策を考えるための糸口を類推によって見出しやすくなります。

図解を用いることで頭の中の情報を整理することができ、さらに、作成した図を元にアイデアを展開しやすくなるというメリットがあるということです。アイデアを収束する際、発散する際の両方で活躍する思考法であり、プレゼンテーションや企画提案などの様々な場面で活きるエッセンスとなります。

図解思考の流れ

①要素となるパーツを洗い出す

まずは対象を構成する要素をパーツとして収集します。収集した情報や思いついたアイデアの種など、断片的な情報を一度パーツとして書き出す作業を行います。

②関係性を整理する(構造化)

パーツとパーツの間にある関係性を考えます。パーツ間に何らかの移動や交換が行われているのか、従属関係にあるのか、あるいは包含関係や対立関係にあるのかなどを考察します。

③図として表現する

考察したパーツとその間にある関係性を図として表現します。ビジネスシーンで用いる図の基本は四角形と線、円、三角形の組み合わせとなります。代表的な図の基本形を下図に掲載しているので、参考にしてみてください。

複雑な情報の構造をシンプルに捉えて考える図解思考【思考法】

④図を元にしてアイデアを展開する

作成した図を見て、そこから得られる着想を元にアイデアを磨きます。また、図によって抽象化された構図を見て、応用できる事例がないかを検討し、アイデア発想の新たな糸口を探索します。以降、①から④を繰り返すことで、アイデアを磨き続けていきます。

知っておくと便利な図解の基本形

移動

2つ以上の要素の間に何らかの移動や交換が行われるような関係を捉える図です。ビジネスモデルや相関図を考える際に活躍します。

分解

構成要素を分解してその成り立ちを捉える図です。代表的な形で言えばロジックツリーやKPIツリーなど、ツリー型の形を成します。

位置付け

それぞれの要素の位置付けを可視化する図です。代表例で言えばポジショニングマップや緊急/重要マトリクスなどがあります。分布の全体像を把握できるほか、軸となる指標による比較を行うのにも適しています。

流れ

物事の流れや順序、手順を考える図です。作業工程を考えたり、マーケティングのフローや施策の順序的な組み合わせを考える際に活躍します。

循環

循環する物事の状態を考える図です。循環、繰り返し、サイクルなどがキーワードとなるような思考に向いています。PDCAサイクルなどが代表的な循環のイメージとして挙げられます。

重なり

2つ以上の要素の重なり具合を考える図です。何が同じで何が違うのかを考える図とも言えます。例えばアイデアAとBがあるとして、両方に含まれる要素、片方だけに含まれる要素を可視化していくことで、アイデアAとBそれぞれの特徴を理解することができます。

レベル

要素の上下関係やレベルを捉える図です。ビジネスシーンで言うと商品ピラミッドやミッション・ビジョン・バリューのビジュアルイメージなどが該当します。

変化

変化を可視化する代表的な図としてのグラフ。売り上げの推移や従業員数など、数量の変化を捉えることができます。

以上、移動・分解・位置付け・流れ・循環・重なり・レベル・変化の基本形を紹介しました。これらの要素を組み合わせることで、アイデアや思考の関係性を捉えます。

なるべくシンプルな図解を目指す

図解を用いた思考を行う際に意識したいポイントが「よりシンプルな図解を目指す」ことです。図解の目的が抽象化、パターン化であると上述しました。よって、要点を的確に理解することができなければ、図解のメリットが発揮されません。

必要な要素をそぎ落としてしまってはいけませんが、もっとシンプルな図として表現することができないか?という問いを常に頭においておくことが、図解思考を有効に活用する上でのポイントとなります。

おわりに

以上、複雑な情報の構造をシンプルに捉えて考える図解思考【思考法】についてでした。思考や情報が複雑に絡み合ってまとまらないという方は、ぜひ一度図解化することができないか検討してみてください。

図解思考について考えるためのおすすめ参考本

今回の記事で取り上げた「図解思考」について深掘りする際に参考になるおすすめの書籍を掲載しています。合わせてチェックしてみてください。

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